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家庭の味はみんな違う!

介護と育児のダブルケアが始まっているSakuです。今回は家庭の味についてです。

家庭の味はそれぞれ異なり、その違いを尊重するためには、食材の選択から出来るなら本人に関与してもらうことが最善です。

それは、買い物という行為そのものが、その家庭の味を作るスタート地点だからです。

買い物で選ばれる食材や調味料には、その家庭特有の思い出や味覚が詰まっています。

今回は、そんなことを改めて実感した出来事を紹介します。

親の買い物に付き合うことになった

最近、体調や足腰の具合から、外出が難しくなってきた両親。

代わりに私が食べられそうな物を買ってきていました。

しかし、何日か経ったある日、母から印象的な言葉が出ました。

「家庭の味はそれぞれ違うからね。」

つまり、私が選んだ食材が母の好みに合わなかったのです。

この発言を聞いたとき、最初は戸惑いがありましたが、確かに何が欲しいかを聞かずに判断していた部分があり、好みとかけ離れていたかもしれません。

母の言葉には、単なる食材の違いだけではなく、自分が慣れ親しんできた味や家庭の思いからのこの発言なのかなと感じました。

この出来事をきっかけに、次からは欲しいものを選んでもらうため、親が行けるときに買い物に同行することにしました。

買い物に行く当日は、親が普段どんな基準で食材を選んでいるのかを知る良い機会でした。

家庭の味を作るための大切なこと

この経験を通じて、家庭の味がいかにその家庭独自の好みを根ざしているかを改めて感じました。

以下の点が特に印象に残っています。

・材料の選択が家庭の味を決める

親が選ぶ食材は、私の感覚とは異なるものでした。

豆腐ひとつ取っても、自分では選ばないブランドや種類を選んでいる姿を見て、家庭の味に欠かせない独自の味の基準があるのだと実感しました。

・直接選ぶことの重要性

誰かが代わりに買う場合、家庭の味に合わない食材が選ばれるリスクがあります。今回の私のような状況です。。。

直接買いに行ける場合は、それぞれの家庭の食生活の満足度を高めるなと思いました。

また、買い物に行けない場合でも、「これが欲しい」と具体的にリクエストをもらうことで、家庭の味を損なわずに済みます。

家庭の味を守るために

キッチン

「家庭の味はそれぞれ違う」――この言葉には、長年の経験や習慣が詰まっています。

家庭の味を尊重するためには、買い物というプロセスに本人が関わることがポイントと思います。

もし買い物が難しい場合でも、リクエストをしっかり聞き、可能な限り本人の意向を尊重することが大切です。

また、食材を選ぶ行為そのものが、その家庭の日常を支えるスタート地点です。

私自身、この経験を通じて、家庭の味の大切さを再認識しましたし、親の家庭の味を疎かにしていたなと実感しました。

買い物を通じて、日常の一コマを、これからも大事にしていきたいと思います。