育児と介護のダブルケアが始まっているSakuです。

介護認定の通知が来ました

親の自宅に通知が届きました。封の中身を見ると、以下の結果が。

  • :要介護1
  • :要支援1

結果が出るまでの間は「どの程度の支援が必要と判断されるのか」「そもそも認定されるのか」など、思っていました。通知を手にした瞬間、一つ前に進んだ実感と、次のステップへの準備が始まりました。

両親の現状

現状の両親の生活を振り返ると、いくつかの気がかりな点があります。

日常生活の困難

ゴミ捨てや買い物や料理などの「日常的な活動」に不便を感じているようです。

家の中は何とか片付いているものの、外出や細かな作業に苦労しています。

母の歩行状態と機嫌

母は「よちよち歩き」といった感じで、外に出ることはほとんどありません。

足腰が弱っていることも一因のようで、立ち続けるのも大変で家の中での移動も慎重になっています。

また、浮き沈みが激しいので機嫌や体調のコントロールが上手く出来ないようです。

父の歩行と体の不調

父もまた、支えがないとふらつくことがあります。

特に朝起きた直後や長時間座っていた後に、立ち上がる際によくふらつきを感じるようです。

さらに、指の関節が思うように動かず、細かい作業に苦労している様子です。

昨年は草むしりをしていた父ですが、今では手入れがままならずの状態です。

両親間のコミュニケーション

母は不安感からか、同じ話を何度も繰り返す傾向があります。

途中で話を遮られると、深く傷ついたり、感情的になったりすることも。

こうしたやりとりが、父との会話をぎくしゃくさせる原因になっています。

家事と負担の偏り

母が体調を崩してから数年、家事のほとんどを父が担っています。

そのため、父の負担は非常に大きく、疲れが溜まっているように見えます。

申請から通知までの流れ

今回、介護認定の申請から通知が届くまでの流れは、比較的スムーズだったと感じています。以下がその流れです。

  1. 申請書の提出:役所に必要書類を提出しました。
  2. 訪問調査:専門員が両親の自宅を訪問し、生活状況や身体の状態を確認。
  3. 専門家による審査:訪問調査や主治医の意見書の結果を基に、専門家たちが認定を決定。
  4. 通知の到着:結果が郵送されてきました。

我が家の場合、申請から通知まで約4週間程度でした。地域によってはそれ以上日数がかかることもあるそうなので、この点は恵まれた環境でした。

これからのステップ

次は「ケアプランの作成」です。ここで注意したいのは、要介護と要支援で対応窓口が異なる点です。

窓口担当どう決める
(要介護1)居宅介護支援事業所ケアマネジャーを自ら探す
(要支援1)地域支援包括センター包括センターから紹介された職員

ケアプランとは、両親の生活を支援するための具体的な計画のことです。

デイサービスや訪問介護といったサービスをどのように組み合わせるかを決めていきます。

このプランによって、生活に変化が出てくるので、慎重に進めたいと思っています。

介護認定で感じたこと

今回、介護認定を通じて改めて感じたのは「支援を受ける一歩となった」ことです。

正直、申請するまでは「まだ両親はそこまでひどくないのでは」と思っていました。

しかし、訪問調査や認定の結果を受けて、専門家の目で見た「現実」を突きつけられたように感じます。

また、介護認定は家族にとっても大切なプロセスです。

両親の状態を冷静に見つめ直すきっかけになり、支援が必要な部分とそうでない部分を整理する助けになりました。

最後に

この先、ケアプランを立て、実際のサービスを利用していく中で、また新たな課題や気づきが出てくるでしょう。

両親だけでなく、同じような状況の方々の参考になれば幸いです。