介護と育児のダブルケアのSakuです。
「介護サービスを利用してほしいのに、なかなか受け入れてくれない…」介護をしていると、そんな悩みを抱える方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、まさに最初からそのような段階に差し掛かった出来事を書いていきます。
ケアマネージャーが困惑!?母のケアプラン組み立てられない!
ケアマネージャー(以下ケアマネ)も決まったし、次はプラン作成だと思っていました。
しかしながら、そう簡単に前には進まず、問題発生
母は要介護1と認定されていますが、介護サービスの利用に対して非常に消極的。
具体的には、以下のような要望や拒否がありました。
- ケアマネの月1回の訪問も「多すぎる」と感じる
- 通いのリハビリや訪問介護のサービスを全て拒否
- 面倒くさい手続きは拒否
- 「サービスはいらない、話だけを聞いてほしい」という要望
ケアマネは介護プランを作成し、利用者が必要とする支援を提供するのが役割です。
母のようにサービスを拒み、話し相手だけを求めるケースは、ケアマネとしても対応に困ってしまう状況となってしまいした。
そのため、ケアマネ2人体制での再スタート
本来は、要支援1の父と要介護1の母とは窓口も担当も違うため本来は別々の担当になります。
夫婦ということで母のケアマネが父の分もまとめて当初は見てくれることになっていました。
しかし、母の対応にケアマネが困惑し、母のケアマネから父と母で別々のケアマネを担当につける提案を受け、その提案を受けることにしました。
一方の父は介護サービスに積極的
母とは対照的に、父は介護のサービスを積極的に利用したいようです。
例えば、以下のサービスに対して積極的です。
- 訪問介護やデイサービスでの日常生活のサポート
- 通院の付き添いやリハビリ支援
- 必要に応じた家事援助
父がサービスを利用する姿を見ることで、母も介護サービスの良さを間接的に感じ取ることを期待しています。
二人体制のケアマネージャーで広がる可能性
母と父で別々のケアマネが担当することで、以下のようなメリットが生まれます。
- 父と母のそれぞれのニーズに合わした介護プランをより深堀して組み立てられる
- 父のケアマネは地域包括支援センターの方でもあるので介護の不安のちょっとした相談をすることが出来る
- 2人の視点から見た、両親の介護サポートは何が良いかの比較が出来る
母の気持ちを変えるきっかけづくり
母が介護サービスを拒否する背景には、サービスをすぐに使えない(色んな手続きがある)ことや、
外部の人間が家に入る抵抗感があるようです。
そこで、以下の方法で母の気持ちに寄り添い、変化を促していきたいと考えています。
- 父が介護サービスを利用して快適さを実感する姿を見せることで、母にも興味を持ってもらう。
- 民間の「話し相手サービス」を活用し、母の気持ちを和らげる。
- 母の思いに耳を傾けな、ケアプランの重要性を丁寧に説明する。
ケアマネージャーとの四人六脚で介護に向き合う
介護は一人ひとりのニーズに応じた柔軟な対応が求められます。
今回、母と父で担当ケアマネを分けるという選択は、二人三脚が四人六脚になったような感じです。
私や両親は「介護のプロ」ではないので、ケアマネの「介護プロ」の視点を2つあることは心強いです。
母が自分のペースで少しずつ介護サービスを受ける日が来るかは定かではないですが、見守っていきます。