こんにちは。介護と育児のダブルケアのSakuです。
年を取るとできなくなることが増えるのは避けられないことだと思います。
親を見ていると、以前は出来ていたことが徐々に出来なくなっているのを感じることが多くなりました。
それと同時に、「一度出来なくなったことは、再び挑戦しないと本当に出来なくなるんだな」と実感する日々でもあります。
今回は、親の衰えを目の当たりにしながら、自分自身の未来についても考えさせられたことについてお話しします。
引退とその後の変化
私の父は長年、自営業を営んでいましたが、年齢を理由に引退することを決断しました。
その引退後から、徐々に父の体力や活力が衰え始めたように感じています。
仕事に打ち込んでいたときには当たり前に出来ていたことが、今では少しずつ難しくなっているのです。
年齢を重ねることで、体力や動きが衰えてくるのは自然なことかもしれません。しかし、その衰えが加速するのは「面倒だから」と何もしなくなることが原因なのかもしれない、とも思うようになりました。
例えば、母が歩くのが面倒に感じて外出を控えるようになり、結果としてさらに体力が落ちてしまうといったことがありました。
「前より動くのが手間だな」と感じたその瞬間から、少しずつ行動を避けるようになり、それが積み重なることで衰えのスピードを加速させているのではないでしょうか。
何もしないと衰えが加速する?
つい最近のことですが、子供から「ちょっと来て」と呼ばれたとき、ほんの数歩で行ける距離だったにも関わらず、つい「こっちに来てくれる?」と言ってしまいました。
その瞬間、
「あ、これが衰えの始まりなのかもしれない」と気付かされました。
何かをすることが面倒だと感じ、少しでも楽をしようとする――その積み重ねが、自分の体をどんどん鈍らせていく。
今の自分の状態は、過去の自分の行動が積み重なった結果であり、これからの未来の自分も、今の自分が作り出していくものです。過去、現在、未来は切り離せない一続きのもの。
だからこそ、今をどう生きるかがとても大切だと感じます。
成長の喜びと未来への意識
そんなことを考えながらふと横を見ると、我が子が布団の上で「でんぐり返し出来たよ!」と笑顔で報告してくれました。子供は、毎日新しいことに挑戦し、出来ることが増えていく成長の真っ最中です。
我が子の成長は純粋で力強く、周りにいる大人にとっても大きな刺激になります。
子供たちが新しいことに挑戦して出来たと喜ぶ姿を見て、一度諦めたことでも再挑戦してみたいと思います。
未来を作るのは今の自分
今、目の前にある「ちょっと面倒だな」と思うことに対して、どう向き合うかが、自分の未来を大きく変えると信じています。その小さな行動の積み重ねが、自分自身の健康や活力を維持するために重要なことなのです。
まとめ
「出来ること」と「出来ないこと」。
年を重ねることで出来なくなることが増えるのは仕方がないことですが、それに抗う小さな努力を続けることが、私たちにとっての成長でもあります。子供たちが毎日成長していくように、大人も少しずつ、出来ることを増やしていく挑戦を続けていきたいと思います。