介護と育児のダブルケアのSakuです。
両親の介護認定が出て、戸惑いながらケアマネジャー探しを始めることに。
保育園探しに似てるけど全然違う!? 、
そして、意外とあっさり決まったケアマネジャー探しの奮闘記をお届けします。
要支援と要介護の最初の窓口が違う!?
介護認定が出た後、次のステップはケアプランを立てること。 それにはケアマネジャーの力が必要です。
ここで知ったのが、要介護と要支援で相談窓口が違う、要支援の場合は自力でケアマネジャーを探すということ!
窓口 | ケアプラン作成担当 | 担当探し方 | |
---|---|---|---|
母(要介護1) | 居宅介護支援事業所 | 居宅介護支援事業所に所属するケアマネジャー | 自力で探す |
父(要支援1) | 地域包括支援センター | 地域包括支援センターの職員 | 地域包括支援センターからの紹介 |
ケアマネジャー探しは保育園探しに似ている?
まずは母のケアマネジャー探しから始めることに。
書類に記載された事業所リストを眺めていると、「あれ?この感覚、どこかで…」とふと気づきました。
そう、これは子どもの保育園探しのときとよく似ているのです。
保育園探しでは、いくつかの園をリストアップして口コミを調べたり、電話で問い合わせたり、直接見学に行ったりしました。その結果、どこが良さそうかを選んでいきました。
しかし、保育園とケアマネジャー探しには違いもあります。
違い | |
---|---|
保育園探し | 役所で空き状況を確認できる一覧があったり、年度初めに新規入園の募集があるため、計画的に準備が進められる。 |
ケアマネジャー探し | ケアマネジャーが空いている事業所の一覧はなく、必要になったときに地道に探さなければならない。 |
あと、ケアマネジャー選びは「人と人の相性」や「対応力」など、実際に会って話してみないと分からない要素を大きく占めているなと感じました。
地域包括支援センターに相談してみる
ずは地域包括支援センターに連絡をしてみました。
地域包括支援センターは、介護の相談窓口になっています。
また、両親が住んでいるセンターが居宅介護支援事業所も兼ねていました。
これは他のセンターもそうなのか分からないですが、ここでお願い出来れば、母も父も同じところでお願い出来ると思っていました。
そこで淡い期待を抱きながら電話をして、
「ケアマネジャーが空いていますか?」と尋ねたところ、「現在はいっぱいです」との回答が。
やはり地域でも長年の実績もあり、人気があるようで、残念な結果に。。。
そのため、現状の状況として
「父が『要支援1』なのでそちらでお願いする予定ですが、母が『要介護1』なので担当が別になるのは大変です」と相談すると、
センターの方から「他の事業所からケアマネジャーを見つけていただき、そこにお父様の担当を委託することができます」という提案をいただきました。
そんな方法があるとは知らず、ナイスな提案をいただくことが出来ました。
そして、ケアマネジャーが決まる
こうして、まずは1件目が断られてしまったため、母のケアマネジャー探しは振り出しに戻りました。
次に多数ある事業所からケアマネジャーを選ぶために探した基準は
「実家から近いところ」これ一択で事業所に連絡してみようと決めました。
ということで2件目は一番近い事業所のところにまずは電話しました。
電話口では、こちらの事情を丁寧に聞いてもらえた上で、「現在対応可能なケアマネジャーがいます」との回答をいただきました。
その際に「どのようなケアプランを希望されていますか?」や「他にご家族の状況で気になる点はありますか?」と具体的な質問を投げかけてくれました。
ということであっさりとケアマネジャーが決まりました。
もっと決まらなくて色んな事業所に電話を掛けまくる必要があるかと思っていました。
あまりあっさり決まってしまい拍子抜け。逆にその事業所で良かったのだろうかと不安になってしまいました。
でも、電話の受け答えの良さ、現在の状況の把握する姿勢、父の担当も委託で引き受けるための段取りについても対応してくれていたのでまずは、お願いしようと思いました。
これからに向けて
介護には予想外の手間が多いことを、この経験を通じて改めて実感しました。
しかし、地域包括支援センターや事業所のサポートを活用しながら、一歩ずつ進めていくことが大切だと感じます。
今後もケアマネジャー探しの進展や、介護にまつわる体験を共有していきます。
ぜひ、これからも見守っていただければ幸いです!