こんにちは。介護と育児のダブルケアのSakuです。
今回は介護と育児で感じた「成長と衰え」について書いていきます。
はじめに
日々の生活の中で、育児と介護という二つのことに関わっていく中で、
人間の「成長」と「衰え」を強く実感する瞬間がたくさんあります。
例えば育児での我が子は成長を感じます。
立ち上がることが出来た、歩くことが出来た、ご飯を食べることが出来たなど
介護での親は衰えを感じます。
立ち上がるのが大変そう、歩くことが困難になってきた、ご飯を食べるのがしんどそうな感じになってきたなど
子供の成長は希望に満ちていて、たくさんの喜びを与えてくれます。
一方で、親の衰えは避けられない現実と向き合う機会となり、人生の別の一面を教えてくれます。
育児で感じる「成長」
小さな進歩が大きな喜びに
育児をしていると、子供の成長を間近で見守ることができるのは本当に特別な体験です。
例えば、初めて歩き出したときは、貴重な瞬間の体験でした。
子供は毎日、周りの世界を吸収して驚くべき成長を見せてくれます。昨日までできなかったことが今日はできるようになったり、その成長を見るたびに、人間の可能性の素晴らしさに気づかされます。子供たちの無限のエネルギーと好奇心に触れることで、大人である私自身も、まだまだ成長するぞ!!とやる気をもらっております。
成長から学ぶ可能性
子供たちの成長は、その純粋さと未来への期待に満ちていて、見ているだけで希望を感じさせてくれます。
また、子供が失敗を恐れずに新しいことに挑戦する姿を見ることで、自分自身の挑戦する勇気を思い出します。
介護で感じる「衰え」
親の変化を見守るということ
一方、親の介護をする中で、少しずつ衰えていく親の姿を見るのはとても切ないものです。
昔は簡単にできていたことが、今では少しずつ難しくなっていく姿を見ていると、避けられない現実に向き合わざるを得ません。立ち上がるのが大変になり、歩くのが難しくなり、食事さえもつらそうに見える親の姿から、人間の老いについて深く考えさせられます。
しかし、その一方で、親と過ごす時間がとても大切なものだということにも気づかされます。本格的な介護はこれからになりますが、今後、一緒に過ごす時間が増えることで、これまで話してこなかったことを話す機会が増えていくのかなと思っています。
介護の経験は、きっと時には心が痛むことも出てくるかなと思うのですが、私にとってとても大切な学びの機会です。私も衰え組に入ってに入っている状況なので、どのように歳を重ね、最後を迎えたいかを考えるうえで、親の姿が大きな手がかりとなります。
親からの最後の贈り物
「介護は親からの最後の贈り物」という言葉を聞いたことがありますが、
親は自分の生き様を通して「老いるとはどういうことか」を教えてくれるのかもしれないです。
また、親の衰えていく姿を見守ることで、自身の未来についても考えるようになりました。誰しも歳を取り、いつかは他者の助けが必要になる日が来ます。そのとき、どのように周りの人と関わり、どう生きていきたいかということを、親の姿から学ぶことができると感じています。
おわりに
育児と介護は、それぞれ違った角度から大切なことを教えてくれます。
育児は喜びと希望を、介護は学びと気づきをもたらしてくれます。
そのどちらもが、私たちにとって価値のある経験であり、人生に活かすことができる宝物です。
私もいつかは年老いて衰えを迎える時が来ますが、今は子供たちと共に成長し、親から多くを学び続けていきます。