介護と育児のダブルケアをしているSakuです。

両親の介護に関わることでふと思った自分の老後の不安を感じた話です。

父のデイケアの送り出しに立ち会った朝のことだ。

玄関で出発準備を手伝っていたとき、ふと思ってしまった。

Saku

自分がこの年齢になったとき、誰が手伝ってくれるんだろう?

父は今、デイケアとヘルパーさんを利用している。母は介護施設に入居している。

2人とも、誰かの手を借りなければ生活が成り立たない。

正直に言うと、自分の老後なんて、これまで真剣に考えたことがなかった。

まだ先の話だと思っていたし、正直考えたくもなかった。

でも、親の介護に関わるようになってから変わった。

それは「いつか来る未来」じゃなくて「確実に来る現実」なんだって、目の前に突きつけられた感じ。

必要なときに、必要なサービスが受けられるとは限らない」ってこと。

母の施設を探していたとき、断られた施設もありました。

「現在、満室です」

「空き待ちの方が何人もいらっしゃいます」

この言葉、何度か言われました。

Saku

やっと見つかったときは、本当にホッとしました

でも同時に思った。

「タイミングが悪かったら、どうなってたんだろう?」って。

ヘルパーさんも、いつも来てもらえるわけじゃない。

急に体調を崩されて、派遣できないって来る日もあるだろう。

ヘルパーさんだって人間だから、仕方ないってわかってる。

でも、「もし私も対応できなかったら?」って不安は、いつもある。

そして、お金。

Saku

施設の費用、デイケアの保険外利用料、ヘルパーさんへの買い物代行支払い。毎月の請求書を見るたびに、胸がギュッとなる。

「これ、いつまで続けられるんだろう?」

先が見えない不安は常にある。

自分が老後を迎える将来、父や母と同じように介護してもらえる保証なんてない。

少子高齢化はもっと進む。介護を支える人はもっと減る。費用負担だって、きっと今以上に大きくなる。

Saku

だから自分が老後を迎えるころには、もっと「生きていくなら自分で責任持って生きるしかない」状況になってるかもしれない。

介護という仕事の、過酷さ。

ヘルパーさんや施設のスタッフの方々を見ていて、心から思う。

「この仕事って本当に大変だと思う」って。

移動の介助、お風呂の介助、トイレの介助。体を使う、本当に大変な仕事だ。

それだけでも十分きついのに、きっと精神的な負担もある。

利用者の方々は、長い人生を歩んでこられた人たちだ。

色んな経験を積んで、色んな思いを抱えて生きてこられた。その尊厳を守りながら接するって、想像以上に難しいと感じる。

時には心無い言動を受けることもあるらしい。

それだけ大変な仕事なのに、人は足りてない。

少子高齢化で若い人は減っていく。高齢者は増え続ける。

この状況で、介護職を選んでくれる人がどれだけいるんだろう。

今も「高齢者が高齢者を支える」のが少しずつ当たり前になりつつある流れ

介護業界に大々的な変革があればいいのだけれど…。

そう考えると、やっぱり行き着く結論は一つ。「自分の老後は、自分で責任を持つしかない」

誰かに頼れる保証なんて、ない。

施設に入れる保証も、ヘルパーさんが来てくれる保証も、お金で解決できる保証も、何もない。

だったら、できるだけ長く、自分で生活できる状態を維持するしかないんじゃないか。

具体的に何をすればいいのか、正直まだ全部わかってるわけじゃない。

でも、少なくとも今から意識しておきたいことはある。

まず、体力。

自分の足で歩けて、自分で食事ができて、自分でトイレに行ける。

当たり前のことが当たり前にできる体でいたい。だから、今から運動習慣をつけたり、筋力を維持したりすることが大事なんだろうなって。

それから、お金。

「助けてもらえないかもしれない」って前提で生きる覚悟。

そして、心構え。

「助けてもらえないかもしれない」って前提で生きる覚悟。

これが一番難しいかもしれない。

Saku

孤独や不安を受け入れながら、それでも前向きに生きていく強さが必要なんだと思う。

全部完璧にできるわけじゃない。そんなの無理だってわかってる。

でも、「意識するだけでも違う」って思えたので。

親の介護を通して、色んなことを考えるようになった。

自分の老後のこと、社会の仕組みのこと、家族のこと。

答えなんて、まだ出てない。これからもずっと悩み続けるんだろうと思う。

でも、悩むことは悪いことじゃないって思えるようになった。

むしろ、「今から意識すること」が大切なんじゃないか。

私はまだ、具体的に何か特別なことを始めたわけじゃない。

でも、階段を使うようにしたり、家計簿をつけ直したり、小さなことから始めてみてる。

それだけでも、「何かしてる」って感覚が、少し不安を和らげてくれる。

完璧じゃなくていい。できることから、少しずつでいい。